腸内フローラを整えるには
これまで腸内環境の細菌や腸内環境を良くする食べ物についてお話をしてきました。
腸内フローラを整えること。すなわち腸活になるのです。
ここからは腸内フローラを整える方法についてお話していきますね。
腸内フローラを整えることで起こる変化は?
太りにくい体質を作れる
腸内環境に悪玉菌が増えてしまうと、腸の働きが悪くなり腸内に老廃物がたまりやすくなります。
悪玉菌がたまることで、血中が滞留し栄養が細胞に吸収されにくい状態を作ってしまいます。
そうすることで脂肪として蓄積されて、皮下脂肪や内臓脂肪となってしまいます。
腸内フローラ整えることで、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やし、太りにくい体質を作ることができます。
睡眠の影響は?
腸内フローラは睡眠の質と大きく関係しています。
疲労回復に欠かせない睡眠。
疲れた時や夜に近ずくにつれて眠くなりますよね。。
それは睡眠ホルモンのメラトニンが働くため、眠くなってしまうのです。
実はこのメラトニンの生成に、腸内環境が関係しています。
メラトニンというホルモンを作ればよいのですが、メラトニンを作るためには、幸せホルモンと言われている「セロトニン」が増えればよいという事です。
セロトニンの材料となる成分が「トリプトファン」です。
トリプトファンは体内では十分に生成ができないため、食品から取る必要があります。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、発酵食品に多く含まれています。
長々と書いてしまいましたが、、
結論を言うと腸内フローラを整えることで、睡眠に大事なメラトニンを分泌させることができるのです。
腸内環境を改善して、睡眠の質も上げていきましょう。
ダイエット効果は?
腸内フローラを整えることで体の内側からキレイにすることができます。
同時にダイエットの効果も得られるということで、腸活を始める女性も増えていますよね。
ではなぜ腸内フローラを整えることと、ダイエットは関係しているのでしょうか?
それは腸は代謝に大きく関係しているからです。
腸は代謝機能を持つ肝臓と密接な関係があります。腸機能が低下すると肝臓に負担がかかり、代謝機能も落ちてしまいます。
私たちの体は代謝によって糖や脂肪をエネルギーとして変換しているため、代謝機能が低下すると、痩せにくい身体になってしまいます。
便秘を改善して腸内をきれいに保ち、代謝を活発にすることが、ダイエットのやり方としておすすめできる方法です。
美肌効果も得られる?
腸内フローラを整えることで、肌荒れを改善する効果もあるんです。
ではなぜ腸内環境が悪くなると、肌荒れの原因になってしまうのかを説明していきます。
まず腸内環境が悪い場合は、便秘などの症状が現れます。
便秘によって腸内に老廃物がたまってしまうと、悪玉菌が生み出す有害物質が身体に吸収され、血流に乗って体中に運ばれます。
体はその有害物質を肌から排出しようとするため、その老廃物が肌の角質や皮脂と結びつき、肌荒れや吹き出物、ニキビとなって表れてしまいます。
食事や飲み物、運動で腸内フローラを整えることで、腸内に善玉菌を増やし美肌効果得ることができるのです。
また朝起きてから、コップ一杯の水を飲むことで、血液がサラサラになるため、腸活にも役立っています。
精神面も安定
ストレスを抱えると胃が痛くなったり、体調を壊したりと、辛い経験した方も多いのではないでしょうか?
胃腸は自律神経のうち、リラックスする方の副交感神経によって支配されています。
精神面にストレスを抱えて交感神経モードになると、血液の動きが低下してしまいます。
ストレスを抱えてしまうと、精神面での健康も失われてしまいます。
またストレスの影響で腸が疲労してしまうと、体調だけでなく腸年齢にも影響し、更にストレスをため込んでしまうという、
不のスパイラルに入ってしまいます。
また逆も然りで、腸内環境の乱れによって、メンタル面も安定を乱すこともあります。
腸活を行うことによって、リラックスをした生活を送れますし、腸年齢の若返りも期待できるんです。
腸内環境を改善することでストレスの解消にもつながりますので、腸活からメンタルを整えていきましょう。
腸内細菌には善玉菌を増やすことがとても重要です。
腸活を行う際は善玉菌となる細菌を体外から取り入れて腸内環境を整えましょう。